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人が、1000年以上愛したもの
posted by : カテゴリ:伝統産業
「人が、1000年以上愛したもので、壁をつくりました。」
3月23日、日本経済新聞の一面にこんなタイトルで広告が掲載されていました。
土物で作られた陶器のお茶碗と陶版外壁の写真が一緒に・・・。
これはSEKISUI HOUSEの広告です。
「日本人が昔からずっと愛してきた陶器」に注目し、陶版外壁を売り出しています。
「陶器(やきもの)=食器」というイメージを超えて、新しい使い方を
開発提案しているところがすごいと思います。
これも、伝統の良さを生かしつつ現代の生活に合った「新しいモノ作り」の
一つで、自然のぬくもりと味わいを皆さんに伝えたい、という想いが
感じられます。
大量生産で安価なもの、良質なものの模倣品も生活の中には
たしかに必要なのかもしれませんが、やはり「モノが持つ本来の良さ」
「本物の良さ」「こだわり」というものにはかないません。
伝統の継承、技術、素材、思い入れなどが絡み合って「本物」が出来上がり、
それは見るだけでモノが語りかけてくると思います。
ベネチアンガラスビーズのお数珠は、セラミックアルテのこだわり。
私が何も説明しなくても、商品を手にとって見る人は皆、
何かを感じるようです。(^-^)
きっとモノが語りかけているのでしょう・・・♪