真鍮【ピンクゴールド】と陶磁器【パールオレンジ】の色目
真鍮製品と陶磁器製品の色目について
いつも当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。
m(_ _)m
お客様から真鍮製品の【ピンクゴールド】と陶磁器製品の【パールオレンジ】の
色目についてお問合せをいただきましたので、こちらのブログにもご紹介
させていただきます。
676-501 パールオレンジ五具足セット
こちらは陶磁器製品で、職人が一つ一つ手作業で
「パールに発色する液体」を塗り、窯で焼き上げたものです。(焼付け塗装)
職人が手作業で色付けをしておりますので、
窯の焼き具合によってその都度、若干の発色の異なりがあります。
512-001 インコントロPG(ピンクゴールド)六具足
こちらは真鍮製品で、塗装仕上げとなっています。
本来の真鍮の色は金色(金属)ですが、このようにコーティングすることで
変色しないメリットがあります。もちろん、見た目もお洒落です♪
真鍮製品の「ピンクゴールド」の色は淡いピンク系ですが、
陶磁器製品の「パールオレンジ」の色は、ピンク系ではなく、
オレンジ系の色目となります。
「パールピンク」「ピンクゴールド」という色目は、当店の陶磁器製仏具にはなく、
真鍮製品と同じ色の陶磁器製仏具は生産ができませんので
ご理解の上、よろしくお願い致します。
金属と陶磁器では、色づけの方法が異なります。
真鍮製品は塗装(車の塗装イメージ)となりますが、陶磁器は
釉薬などの液体を生地にかけて窯で焼き上げる時に、
窯の熱で釉薬の鉱物が化学反応を起こし発色します。
もともと存在する色を塗装するのと、鉱物の熱反応(化学反応)で色を発色させるのでは、
まったく色付けの方法が異なるため、陶磁器で真鍮のような色を出すことは難しいです。