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少子化によるお墓の継承問題
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8月12日付の日本経済新聞(朝刊)の記事より
<家族会議>の欄に掲載されていた内容に目がとまりました。
2つの質問に対する回答データは以下の通りです。
1.先祖の墓を守るのは子孫の義務か?
男性・・・「そう思う」と回答した人は約50%、「どちらかといえばそう思う」と
回答した人は約30%
女性・・・「そう思う」と回答した人は約30%、「どちらかといえばそう思う」と
回答した人は約40%
男性と女性では、先祖のお墓に対する考えが
異なるようです。
2.夫婦は同じ墓に入るべきか?
「そう思う」と回答した人は
40代・・・約20%強
50代・・・約30%弱
60代・・・約40%弱
70代・・・約50%
年代別に見ると、若い世代ほどお墓にたいする考え方が
多様化しており、女性が自己主張するようになった
という結果が現われています。
記事の内容を簡単にまとめると・・・
今までは、「女性は結婚して嫁ぐと、夫の実家のお墓へ
一緒に入るのがあたりまえ」という考え方であったのが、
最近のデータによると「夫の実家のお墓に入りたくない」という
女性が増えている(女性がお墓についても自己主張する時代になった)
また、少子化が進む中、一人っ子同士で結婚した場合は、
「お墓を継ぐ人がいない」という双方の実家のお墓継承問題が発生。
若い世代の親としては、「お墓を守ることが子供たちの負担にならないようにしたい」
という考えの多様化。(永代供養など)
様々な事情、生活様式の変化によって、
昔と今では「お墓に対する考え方」が変わってきているという内容。
興味深い新聞記事に、私も「なるほど」と思ってしまう部分がありました。
女性の立場から考えると、やはり嫁ぎ先には気をつかうもの。
なんとなく、夫の実家の墓には入りたくない・・・という気持ちはわかります。
事実、周りの女性達から同じような考えをたくさん聞いたことがあります。
一方、男性はというと・・・
私の父を見ていてもわかりますが(笑)
「自分の実家のお墓に入ること」は、そんなに女性ほど深い考えなんかありません。
現実の生活で核家族化しているように、
これからのお墓も「先祖代々のお墓を守る」という考えではなく、
核家族のように「自分たち夫婦だけのお墓」を建てたり、
子供の世話にならないよう「永代供養」を選んだり、
多種多様になってくるんだなぁ~と改めて実感しました。
結婚されている方は、将来設計の中に「最後の”住まい(お墓)”」を
どうするのか、ということも考える必要がありますね。(^-^)
夫婦で、きちんと話し合う時間を作ることが大切だと思います♪