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お彼岸のお供え「ぼた餅とおはぎ」

お彼岸とは?波羅蜜多(はらみた)なのだ

お彼岸は、「春分の日」と「秋分の日」を中日として前後3日間(各7日間)を言います。
2013年の春分の日は3月20日なので、ちょうど本日17日が「彼岸の入り」、
23日が「彼岸明け」となります。

「彼岸(ひがん)」とは?
「彼の岸(かのきし)」=「向こう岸(理想の世界)」を表します。

語源は、般若心経(はんにゃしんぎょう)にも出てくる「波羅蜜多(はらみた)」で、
サンスクリット語の「パーラミッタ(パーラミター)」の音訳。
波羅蜜多の意味は、「彼岸に到る(到彼岸)」=「向こう岸へいく」です。

向こう岸(彼岸)には「極楽浄土(理想の世界)」があると考えられ、
我々が住む煩悩と迷いの世界「此方の岸(こちらのきし)」=「此岸(しがん)」から
彼岸へいくことを「到彼岸(とうひがん)」と言います。

此岸にある者が「六波羅蜜(ろくはらみつ)」の行(修行)をすることで、
理想の世界(彼岸)へいくことができるということから、現在のお彼岸は
「仏様を供養する期間(仏様を供養することで極楽浄土へいける)」と
考えられ、お彼岸の中日にお墓参りをしたり、お仏壇にお供えをします。

 

ぼた餅とおはぎの違いは!?

お彼岸のお供え物として思い浮かぶのは、「ぼた餅」や「おはぎ」ですね。
炊いたお米(もち米、うるち米)を軽くついて楕円に丸くまとめ、
甘く煮た小豆の餡で包んだ和菓子♪

ぼた餅とおはぎについて

ところで「ぼた餅」と「おはぎ」の違いは??

実は同じものなんですね。笑ww
漢字で書くと「牡丹餅」と「御萩」です。

春の花である「牡丹(ぼたん)」と秋の花である「萩(はぎ)」にちなみ、
春のお彼岸にお供えするのは「ぼた餅」、秋のお彼岸にお供えするのが「おはぎ」
と区別されています。

今日から春のお彼岸です☆
ぼた餅をお供えして、仏様の供養をいたしましょう!
(⌒▽⌒)