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【鎌倉・江の島の旅 2】浄智寺(布袋尊)
posted by : カテゴリ:セラミックアルテのおすすめ ,仏事・神事の豆知識
神奈川県重要文化財「三世仏」
2013年2月10日
JR北鎌倉駅で下車して「鎌倉・江の島 七福神めぐり」をスタート!
まず最初は、鎌倉五山第四位 臨済宗円覚寺派 山号を金宝山とする「浄智寺」へ。
このお寺の本尊は(向かって左から)阿弥陀如来・釈迦如来・弥勒如
それぞれ過去・現在・未来を象徴します。
仏殿内部の三世仏。
この仏殿の裏側には・・・木造観音菩薩立像があります。
気にして見ないと、通り過ぎてしまうほどひっそりとお祀りされてます。
もと三門の上に五百羅漢と一緒に祀られていた像とのこと。
南北朝時代の作です。
この世に出現して衆生を救う弥勒菩薩の化身(布袋)
三世仏と観音菩薩をお参りし、竹林を抜けたら・・・
こんな立て札が。
「おなかをなでてあげて下さい。元氣がもらえます」
いらっしゃいました!布袋尊(ほていさん)!
弥勒菩薩の別の姿が布袋尊といわれています。
知恵を授け、福徳円満の人を作る福神です。
みんなが撫でて、お腹の部分だけ色が違う・・・笑
浄智寺の布袋尊は、指をさしています。
(⌒▽⌒)
「宝はあなた自身の傍にあるよ。」
ということを意味して
あなたの後ろに、すでに幸せがあるのですよ、
その幸せを大切にしなさいって言っているんです。
<布袋尊の御真言> オン マイタレイヤ ソワカ
この言葉を3回となえてお参りした後、布袋尊の御朱印をいただきました。
浄智寺(布袋尊)の御朱印所
亀ヶ谷辻に建つお堂「岩船地蔵堂」
浄智寺の布袋様をお参りした後、
銭洗弁財天へ寄るために亀ヶ谷坂(かめがやつざか)を通りました。
そして亀ヶ谷辻に建つお堂(岩船地蔵堂)を発見!
このお堂は、古くから頼朝(よりとも)の娘「大姫(おおひめ)」を供養する
地蔵堂と伝えられてきたようです。
お堂入口の格子戸(扉)には・・・
「晴天の日はこの扉の隙間より大姫様の守り本尊である木造地蔵尊がきれいにご覧になれます」
と書かれています。
でも、これに気づかず通り過ぎる人が多いみたい。。。
私は運良く地元の方から
「晴れた日だけ、そのお堂の中のご本尊が見えるのよ!扉
と教えていただきました。
これまた運良く「本日は晴天なり!」で、
とてもキレイにご本尊を拝見することができました☆
通りすがりのおばさま♪ありがとうございます!
亀ヶ谷坂から銭洗弁財天へ向かわれる方は、是非、この岩船地蔵堂も
ご覧になると良いですよ。
(お堂の中のご本尊は、晴れた日しか見ることができませんけどね)
これもすべてはご縁とタイミングです♪
さて、次の目的地「銭洗弁財天 宇賀福神社」へ!GO! (つづく)