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よっぽどの縁ですね☆大谷徹奘和尚 東濃の地へ(その2)

人間はどうやって生きていくのか

奈良 世界遺産 薬師寺 執事 大谷徹奘和尚のお話

よっぽどの縁ですね☆大谷徹奘和尚 東濃の地へ(その1)

つづき・・・。

 

【人間はどうやって生きていくのか】 今日はそんなお話をしましょう。

 「時間」は皆に平等にあたえられている。時間はお金では買えない。

自分の時間を相手に使うということは、「自分の命を削る」ということである。
逆に、相手の時間をいただくということは、「相手の命をいただく」ということである。
時間を無駄にしてはいけない。何事も【命がけ】なのだ。

大谷徹奘和尚は、ご講演の最初にこのように述べられました。

そして私たち参加者に対して、
「皆さんの命をいただく限り、貴重な時間は無駄にしません」と。

その場の空気が変わり、自然と背筋が伸びて、会場にいる参加者はみな
大谷和尚のお話に引きこまれていきました。

 

娑婆(シャバ)とは

大谷和尚は現在、少年刑務所の面接官をされています。

大谷徹奘和尚プロフィール

刑務所を出る時、「シャバの空気はうまいなぁ!」とよく言われますが、
この「シャバ」という意味をご存知ですか? 

「シャバ」は「娑婆」と書きます。

大谷和尚がホワイトボードに書き込まれた最初の文字
「娑婆」は「サーハー」と発音し、「忍土」や「思い通りにならない」こと。

娑婆(しゃば)は、サンスクリット語(梵語)sahāの音訳で、我々が住む仏国土(三千大千世界)の名前。sahāには「大地」という意味がある。漢訳では「堪忍」という訳語が充てられることから、この世は、生老病死(しょうろうびょうし)や人間関係、さまざまな欲望など、煩悩に耐えていかなければならない世界であるという解釈もある。そうしたことから娑婆と名付けられ、また、「忍土」ともいう。

Wikipedia「娑婆」より

 

人間は心の生き物である

・「心」の中に何が入っているかによって、言葉が出る。
・「心」に何を入れるかが大事である。

大谷和尚が、「これはとても大切な図ですから、書き留めて下さい!」と
「娑婆」の次にホワイトボードに記されました。

人間は「心」の生き物である

「その心から、その人の行為が出てくる」 

 

例えば・・・受刑者の意識(心)について

  1. 相手の事が憎い(自分はどうなっても良い)から、殺したくて殺す。⇒「意識している」
  2. 棒を持っていて殺してしまった!(気づいた時には殺していた)⇒「意識していない(無意識)」

「2.」の場合は、「意識していない」と言うが、無意識の下に
「意識がある」から行うのです。

 

では、人間の「心」はどうやってできるのでしょうか。
人間の心は「経験」からできているのです。

 

よっぽどの縁ですね☆大谷徹奘和尚 東濃の地へ(その3)へつづく・・・。