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特別展 岐阜県重要無形文化財 林正太郎作品展

土岐市美濃焼伝統産業会館のご案内

2012年11月4日まで、土岐市美濃焼伝統産業会館にて
重要無形文化財保持者 林正太郎先生 の作品展が無料でご覧いただけます。

土岐市美濃焼伝統産業会館

林正太郎先生は、岐阜県重要無形文化財として「志野(しの)」の技法で認定されました。

美濃焼伝統産業会館で現在展示されている作品(2012年11月4日まで)は、
花器、抹茶碗を中心として見ごたえがあります。

厚くかけられた志野の釉薬(ゆうやく=うわぐすり)は力強く、
そして色合いは繊細で、一つ一つが丁寧に作られているのを感じることができます。

菊練り(粘土の硬さを均一にし、適度な粘り気を与え気泡を抜く作業)に始まって、
成形から施釉(釉薬:うわぐすりをかける作業)に至るまで、
ビデオでの解説もあって、正太郎先生の作品づくりの様子もご覧いただけます。

何かを極めるために打ち込む姿って素敵ですね☆

「極める=継続する」

自分が継続していることは何か?と考えてみると、どれも中途半端な気がします。
極めることは簡単ではなく、日々コツコツと積み重ねていくことが大切なのだと、
正太郎先生の作品を見て、改めて思いました!

 

この機会に岐阜県土岐市美濃焼産地へお越しの際は、
是非、重要無形文化財保持者の作品をご覧下さいね♪
その他、伝統産業会館内では、陶芸家の作品が多数展示即売されています!

2012年12月24日までは、岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅡにて、
岐阜県ゆかりの人間国宝展も開催しています。