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土から生まれた器と繭(まゆ)から生まれた花の出会い

幼なじみ 林正太郎 & 酒井登巳子 二人展

陶芸家「林正太郎」、まゆ花作家「酒井登巳子」の二人展、

これは見る価値あります☆

写真のチラシ原本には、「抽選券」が付いています。

展示会来場者から抽選により、林正太郎作品2点、花まゆ作品3点が贈られますよ!

林正太郎(岐阜県無形文化財)
酒井登巳子(花まゆ作家)

2012年7月5日(木)~8日(日)開催
時間: 午前9時~午後5時
場所: セラトピア土岐 / 土岐市土岐津町高山4番地
TEL: 0572-54-2120
【入場無料】

主催・お問合せ/二人展実行委員会: TEL 0572-57-3310(五代 内)

土から生まれた器と繭から生まれた花の出会い

1988年に誕生した「花まゆ」という比較的あたらしい工芸があります。

この「花まゆ」は、絹糸を作る繭を染色し、薄く幾枚にもはいだ後、

繭の自然な形をそのまま使って花を表現したもので、

国内外の高い評価を集めています。

2010年には、上海万博のジャパンデー公式レセプション会場と

日本政府館及び在米日本大使館ワシントン広報文化センターにおいて

花まゆ展を開催し高い評価を得ました。

また、2011年には、世界遺産登録をめざす群馬県富岡製糸場において

大規模な花まゆ展を成功させています。

この「花まゆ」を考案した酒井登巳子は、土岐市下石町の出身です。

その小中高校の同級生には、陶芸家の林正太郎がいます。

土岐市を代表する陶芸家である林正太郎については、

あらためて紹介いたしませんが、彼の作品発表の場が、

東京・大阪・名古屋等の大都市を中心とするため、

彼の作品の全容を知る土岐市民は、きわめて少ないのが実績です。

展示会をとおし、土岐市民をはじめ東濃の皆様に、両氏の作品の魅力を紹介し、

併せて、土から生まれた器と繭から生まれた花がコラボすることにより、

新しい魅力が生まれることに期待するものです。

この度、林正太郎が岐阜県無形文化財に認定されたことは、

私たちにとっても慶びであります。

本展示会への皆様のご来場を心からお待ちいたしております。

二人展実行委員会

【林正太郎(はやししょうたろう)】
岐阜県土岐市下石町に生まれる(1947年)
日本伝統工芸展入選数回
朝日陶芸展入賞連続5回 最高賞他4回受賞
中日国際陶芸展入選数回
東海伝統工芸展最高賞受賞他入選数回
美濃陶芸展奨励賞受賞数回
社団法人美濃陶芸協会より「幸兵衛賞」受賞
美濃陶芸展にて「美濃陶芸大賞」受賞
「万葉彩壷」が岐阜県陶磁資料館に永年保存
美濃陶芸庄六賞茶盌展にて「庄六賞」受賞
「絵志野茶盌」が岐阜県陶磁資料館に永年保存
岐阜県芸術文化特別奨励賞
岐阜県無形文化財認定

【酒井登巳子(さかいとみこ)】
花まゆ・主宰
岐阜県土岐市下石町に生まれる(1947年)
本格的に造花活動に入る(1970年)
花まゆを考案(1988年)
第一回花まゆ展を名古屋市東山荘にて開催。以降 毎年開催(1992年)
「花まゆ」商標登録(1999年)
日本橋高島屋にて花まゆ開催(2000年)
日本橋高島屋セミナー講座開始、現在に至る(2001年)
上海万博のジャパンデー会場にて花まゆを展示(2010年)
ワシントンD.C.在米日本大使館JICCにて花まゆ展を開催(2010年)
群馬県富岡製糸場にて花まゆ展を開催(2011年)
現在、東京・名古屋・京都・大阪を中心に花まゆ教室を展開