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お線香について
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皆様、長らくの間ブログをお休みしてすいませんでした。m(_ _)m
お盆休みもゆっくりできないまま、ハードスケジュールが続いたもので・・・
久々に書き込みいたします!(^0^)/
さて、日々お仏壇で焚いているお線香について
ちょっとお話いたします。
もともとは、お焼香(お葬式などで使われるツブツブした粉の香)が
古くより信仰の中で、仏様を供養する形として使われていました。
しかし、江戸時代に入り「念仏を唱える時間を計るもの」として
現在の長細い形のお線香が出来上がりました。
お焼香に比べて、細長いタイプのお線香は
1.炭をおこす必要がなく、手間がかからない
2.すぐに良い香りがしてくる
3.上記、念仏を唱える時間を計るもの(砂時計のような用途)として便利
ということから、現在までお焼香の代わりとしてお線香が使われ、
一般的に浸透しています。
浄土真宗など、宗派によってはお線香を寝せて焚きますが、
これは、もともとの「お焼香」の焚き方からきているのだそうです。
お寺さんによっては、古くからのしきたりを重んじ、檀家さんにきちんと指導
されるところもありますが、現代では、それほど宗派やしきたりを
重んじない方も多く、お線香の焚き方を気にされることも
少なくなりました。
まさに「臨機応変」といった感じでしょうか・・・(笑)
私の周りにも、浄土真宗だけどお線香を立てて焚いている方が
いらっしゃいます。
基本的に、お線香は「場を清める」という意味合いで焚くものですから、
供養する人の気持ち、考え方しだいでお線香をお使いいただければ
良いと思います。
お線香の種類って、かなり多いですが・・・
通常、お値段が高いものは「天然香料」の含有量が多く、
お安いものは「人工香料」を使用しているとのことです。
ただ、「香り」というものはお値段で決めるものではなく、
個人個人の好みに合ったものを選ぶのが大切です。
天然香木が高価であるということから、
やはり天然香料を使用したお線香は高くなりますが・・・
一度お試しいただくと、人工香料との違いがわかるかもしれませんょ。(^-^)