Arte Blog

スーパーエッシャー展

今、東京のBunkamuraザ・ミュージアムにいます。
中学生時代からエッシャーが好きで、
今回、東京出張ついでに
スーパーエッシャー展を見に来ました。
皆さん、ご存知ですか?
「だまし絵」で有名なエッシャー。
エッシャー展の展示内容は、
とくにご報告しませんので、
ご興味ある方は直接ご覧になって、
それぞれの評価をしてくださいね。(^-^)
私がこのBunkamuraミュージアムで感じたことは、
とにかく最新の技術を使って、見る人を満足させている点です。
今までに、いろんな美術館に行ったことがありますが、
携帯ラジオのような音声説明機器を渡されればまだ良く、
混雑している時はまったく絵に近付くこともできない時があります。
このスーパーエッシャー展、なんと任天堂のDS Liteを
入場入口で希望者一人一人に配ります。
ヘッドフォンをつけて、DS Liteを見ると…
小さな画面に、主要な作品をキレイな画像で案内しながら、
音声で説明が流れます。
もちろん作品に合ったBGMも同時に。
混雑してても、自分で画像データを選択しながら、
自分のペースで見て回ることができます。すごいと思います。
ソフトを作るのに、だいぶ費用がかかっているのではないでしょうか!?
さらに、展示作品の配置も見やすく、大型モニターもいくつか設置されていて、
画面に映し出されたエッシャーの作品を手で触って動かすこともできました。
ハイテク技術が場の雰囲気を高級にしていると感じました。
入場料金が大人1300円でも満足でしましたょ。(^O^)/
子供も何人か入場していましたが、DS Liteを上手に使って、作品を見ていました。
ゲーム機としてではない使い方には、子供の教育上、良いなぁ~と感心しました♪
バーチャルな世界で人を殺し、現実との区別がつかなくなっている子供が
増えていますが、このエッシャー展では、「本物の」作品を見ながら、
DS Liteを活用していて、なんだか好感がもてました。
美術作品、それ以外にも、もっと「本物」に触れる機会を
子供のうちから与えることが重要だと、私は思います。
生身で体験することは、きっと心も成長させることでしょう・・・。