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おりんの音色が時計に!?

5月26日(金)付の日本経済新聞の記事「モードの方程式 中野香織」より
静かな環境は、とても好ましいものである。しかし、仕事場があまりにも
静かすぎるのもストレスの原因になることがある。
ピンが落ちる音にさえビクッとしてしまうほどの居心地の悪い静かさ・・・・中略
「快い静かさってどんなものだろう?」
思い浮かんだのは、音のある光景である。
この記事の例で挙げられていたモノは、
セイコーの「クレドール・ノード スプリングドライブ ソヌリ」という時計。
ソヌリ(Sonnerie)機構という、一定の時間を自動的に鐘の音によって告げる複雑機構を
搭載した時計であるが、注目したいのはこの「
日経新聞の記事には、
・・・仏壇に鎮座し、「ち~ん」と音を鳴らす仏具、「おりん」が使われている・・・
というのである。
「ち~ん」が響く間は、神仏が降りてくる時間・・・。この静寂を表現することに
成功した技術力に対し、クレドール・ノード スプリングドライブ ソヌリは
各国で高い評価を得たとのこと。
仏具のおりんが時計に応用されるとは・・・
確かにおりんの音色ってきれいですよね。普段はお仏壇に手を合わせる時に
鳴らす程度だと思いますが、あの響きの余韻は聴いていて気持ちの良いものです。
ちょっと時計に興味のある私には、大変おもしろい記事でしたょ♪
希望小売価格1,575万円(税抜き1,500万円)というお値段がついた
時計ですので、簡単にお目にかかることは難しいとおもいますが・・・(^ ^;;
一度、時計に組み込まれたおりんの音色を聴いてみたい気がします。
この時計を身につける人は、時計が鳴るたびにお祈りするのでしょうかね!?(笑)