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ベネチアンビーズ

posted by : Chihiro カテゴリ：イタリア

イタリアのベネチアンガラスビーズは、基本的な作り方は
とんぼ玉と同じです。
でも、人を引き付ける何かが違います。それは？
やはり、伝統・技術・装飾でしょうか。
ビーズには、様々なものがあります。
その中でも、イタリアのムラーノ島で作られているものを、
ベネチアン（ヴェネツィアン）ビーズと呼びます。
セラミックアルテで取り扱っているものは、すべてがハンドメイドで、
銅の棒にガラスを巻きつけて一つ一つ作り、
出来上がったものを硝酸につけて銅の棒を溶かします。
このため、完成したベネチアンガラスビーズの穴の部分は、キレイな透明になります。
似たようなビーズでチェコ産のものがありますが、
ベネチアンビーズと大きく異なる点は、穴の部分。
チェコ産のビーズは、穴に通っている棒を硝酸で溶かすことはせず、
剥離剤を使用するため、穴の部分が白くなっています。
さて、このところ美濃焼まつりのイベント用に
ベネチアンビーズの検品をしているのですが、お数珠に使うビーズは
一般的なアクセサリー用のものと規格が異なるため大変です。
とくにベネチアンビーズは手作りのため、機械のような精密さを求める部分では、
すべて加工が必要になります。
今回入荷したビーズも、残念ですがお数珠にできないものがいくつかありました。
良いお数珠が出来上がりますように・・・一つ一つ丁寧に検品しています。
もうすぐ、ホームページ掲載品の売り切れになっているものが再入荷します。
もうしばらくお待ち下さいね♪