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モダン仏具の検品

今日は、会社でモダン仏具の花瓶を検品していました。
陶製品なので、まずは基本的な浜スリ
浜スリとは、机などに接地する部分(底面)をヤスリなどで研磨することです。
陶磁器は、材質が自然の土であるため、どうしても焼き上げた時に
ザラつきがあります。
もちろん、作るものによっては生産過程でキレイに削ったりしますが、
最終的には窯から出して、出荷するまでに「浜スリ」をします。
一つ一つ製品の出来上がりをチェックし、本体の切れ(ヒビ)がないか、
カケている部分がないか、丁寧に見ます。
陶器(やきもの)は=(イコール)生き物です。
いつも思いますが、同じ形状でも、まったく同じものはありません。
土の採れた場所で質が変わりますし、成分の配合で焼き上がりが異なります。
また、火の加減で釉薬の発色が変化し、溶け具合が異なります。
ほんとうに、ちょっとしたことで全く違ったものが出来上がります。
陶製仏具の花瓶を並べて眺めていると、一つ一つに焼き物の味わいがあります。
素材は磁器ですが、釉薬は土物成分のものを使用していますので、
備前吹きも白ミカゲも表面にザラつきがあります。
釉薬が厚くかかっている部分は、土物特有のひび割れた雰囲気があります。
よく、不良品!?と言われる方がいらっしゃいますが、
本体の切れではありませんので、水もれはしません。不良でもありません。
釉薬の流れたような跡がうっすらと残っていたりしますが、
これも不良ではありません。
釉薬の成分の質によるものですので、ご理解下さい。
材質が土物ですと、水もれする現象が多々あり、取り扱いに注意をしなければ
いけませんが、セラミックアルテの陶製仏具はすべて磁器でできているため、
お手入れは簡単です。食器を洗う要領でOK!
雰囲気のみ土物風に仕上げていますので、お仏壇によく合います。
皆さんのお手元に届く日を楽しみにしながら、
陶製仏具の検品、箱詰めをしています。(^-^)
焼き物の良さを頑張ってお伝えできるように・・・頑張りますね!