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PSE法、仏具業界はどうなる?

最近、ニュースで騒がれているPSE法
あまり気にしたことがありませんでしたが、この4月から
「PSE」マークのない一部家電製品の販売が禁止されます。
音楽家の坂本龍一さんらが、中古家電全体を規制対象から外すように
要請する様子が、連日ニュースで放映され、私たちは「PSEって?」って
あらためて注目したのではないでしょうか。
このPSEマークとは・・・電気用品安全法に基づき、
安全基準を満たしたことを示すマーク。テレビ、冷蔵庫など259品目の
電気製品がマークなしでは販売できなくなる、というもの。
イメージ的には「毎日使っている電化製品」が規制対象、という感じですが、
実際は、かなり広い範囲での「電気用品」の規制ということです。
我々仏・神具業界の者には、まだ危機感というものがありませんが、
本当は真剣に考えなければいけない問題なのですょ。
お仏壇の中に灯される明かりも電気は使っています。
お盆に使う盆提灯にも電気は使われています。
神棚に飾る灯篭も電気を使っています。
家電製品だけの問題ではありませんよね。
ある仏具を販売されている会社の方のお話を聞きました。
すでにPSEマークを取得し、責任をもって販売するよう対策をとっているとのこと。
第一にお客様のことを考えて、できる限りの企業努力をされている様子が
わかります。見習うべき姿勢だと思いました。
仏具業界、もちろん陶磁器業界もそうですが、
PSE法は他人事ではありませんよ。